気が利かない

2003年7月7日
以前勤めてた会社の社員募集に友人を連れて行った(人身売買)
応接室でちょっと偉そうな人にコンピューターの事を聞かれてまったく答えれない友人
応接室に気まずい空気(コンピューターに詳しいいうことでつれてったのに、、、)
挨拶も少なめに足早に会社を去るわれわれ
会社の近くのコーヒーショップに入る
「はぁ」
 でっかい溜息をひとつして首を左右に振る友人
 「いつまでそんな顔してるんだよ。次に生かせ、その失敗を」
 「ええ、わかってるんですけど」
 「ったく仕方ないな。今週の飲み会は他の奴誘うか」
 「え。マジっすか。コンパっすか」
 友人の表情がぱっと明るくなる。単純な男だ。
 「だからさ、元気だして」
 「わかりました。楽しみっすコンパ。あ、水持ってきますね」
 そう言って友人は軽快な動きで席を立ち、フロアを見渡して階段の近くの棚に近づいた。
 しかし、そこには給水機はなかった。
 「下にあるよ。水は」
 最初にコーヒーの購入を済ませた時、店の1階のカウンターにあったセルフサービスの水。その事を伝えたつもりだった。
 しかし、その思いは友人に届かなかった。
 「下ですね」
 全く躊躇せず、友人は棚の下の掃除用具入れらしき戸を開け始めた。
 「ないですよ」

 う〜ん、ここまで気が利かないやつも珍しい

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yan

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